甲賀市信楽で住宅の新築やリフォームをさせていただいております　森工務店　森　昌智です。

いつも森工務店のブログをご覧いただきありがとうございます。

金曜日に中学校で職業講話の授業があり工務店についてお話させていただきました。

昨年もさせていただいたのですが授業の一環なので毎回、緊張します。

また、せっかくの機会ですので中学生に何を伝えるのか、

興味や夢を持ってもらうためにはなどいろいろ考えて構成しました。

事前準備は万全にそれぞれの教室で１５分ずつ工務店の仕事内容を説明し、

家づくりに携わる職人さんはどんな人がおられるのか。

そして大工さんだけでは家はできない、

そこには協力してくれる多くの業種の職人さんがいて

お客さんも一緒にチーム一丸となって家を創り上げることや

建築のプロとしてお客様に安心、安全、快適な暮らしを

ご提案していることをお話しました。

昨年は今の工務店のお話が主体だったのですが、

せっかくなので今回は私の見習いの時からの家づくりと

今の家づくりの変化もお伝えしました。

以前は墨付けを行い、手刻みして家を建てていましたので

一人前になるまでに相当な時間がかかり、

カンナやノミを研ぐところから始まり、

刃物が切れるようになって始めて木を刻ませてもらえるという

流れになるので修行期間は５年以上掛かっていましたが、

今は手刻みなども減ってきましたのでそこまで時間を掛けずに

一人前になれるというお話をしました。

そして、実際に木の仕口を見てもらい、

その穴をどのように掘っていくのか。

また、木を仕上げるのに使うカンナ掛けも実演しながら、

実際に生徒さんや先生に体験していただきました。

うまく削れる子もいれば削れない子もいてカンナ掛け一つでも

難しいと感じてもらえたと思います。

この講話では私なりに夢に向かって進んでいってほしいこと。

思い描いていれば大小ありますが夢は叶えられるということを感じていただきたかった

のと大工さんになりたいという生徒を増やし、

信楽に住んでくれる子たちを増やしたいという思いで毎回、

お話しさせていただいています。

６月末には職業体験で２人の生徒さんが来てくれるので講話以上に

体験する中でいろんなことを感じてほしいと思っています。

最後までご覧いただきありがとうございました。