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mori no studioで開催のイベント情報や
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2020/04/02|BLOG

本来の日本の文化を考えること

こんにちは、甲賀市信楽町で

新築、リフォームなどを行っております森工務店です。

 

 

今日は増築工事に入らせていただいております、信楽でも行列でお馴染みの

釜炊近江米『銀俵』さんの事を書かせていただきます。

 

 

とにかくお米が美味しい!

私のおススメは縞ホッケ定食です♪唐揚げ定食も美味しそうでした♪

  

小鉢のおかずも自然を感じる素朴なお味で飽きのこないお味です。

可愛い野菜も販売されています。

しっかりご飯をおかわりして大満足でございました(^^)/

 

今回の銀俵さんの

工事の内容はキッチンの増床とテイクアウトスペースを確保するという内容です。

信楽焼のタイルがこだわりを感じます。

 

そこでオーナーの能登さんにお話を聞かせていただきました。

 

増築のきっかけを伺ってみると

能登さんがもともとなんでお店をしているのか…と言う深い話にいきつくようです。

能登さんは日本の食文化についてすごく大事にされている方です。

 

「食べることは生きる事」一番シンプルなことが、戦後から便利な世の中になり時代の流れで食文化が乱れてきていると気づきだし、

だんだん疑問が湧いてきたそうです。

 

例えばお味噌、出来るまでの過程はすごく時間がかかるのにそんな過程は関係なく、今は簡単に作られて簡単に口にはいる。

確かに便利だけど、本来を見直し、「田舎にあったものってもともとはこんなんだったよね。」

というものをここ信楽でやる意味があるんじゃないのかなと思っておられます。

 

例えば、調味料でも~風とかでなく、ひと手間も二手間もかけたきちんとした物を使うとか、

昔からの日本の食文化はやっぱり日本人のカラダに合っているし健康につながる。

みりんもお酒も味噌も元はお米であり、お米は日本の文化の一番原点でそれを元に色んな文化が広がっていった。

でもそれが変化してきている中で、もう一度見直してみよう思いますけど、どう思いますか?という想いでお店をされているそうです。

1つ1つを紐解き勉強をして、先人の知恵をどのようにお客様に伝えていくかを考えておられます。

 

とにかく素材にこだわった本間物を食べてほしい!と食文化を伝えるということの使命感を感じるお話をきけました。

どんなものがテイクアウト商品になるのでしょう。

 

森工務店も自社大工さんの

昔からある誇れる手仕事を次世代に繋げて

この信楽という土地で、住文化を守っていくという必要性を感じます。

 

銀俵さんの新しい展開を楽しみにしております(^^)/