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2021/02/14|BLOG

家づくりで重要な基礎での注意点は?

 

甲賀市信楽で住宅の新築やリフォームをさせていただいております 森工務店 森 昌智です。

 

いつも森工務店のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 

今日は基礎のお話になります。

 

 

基礎は文字通りお家を支える重要な構造部になります。

 

 

私たちも今は第3者機関の協力を得ながら鉄筋が入った時に1度、

 

型枠を建てて土台と基礎を結ぶアンカーボルト設置時に1度、検査を行い、

 

施工精度が日々高まるよう努力しています。

 

 

その中で少し注意点を上げていきたいと思います。

 

 

①基礎の下に砕石を入れて水平に下地を作っていきます。

 

その際、締固めも重要ですがプラス凹凸がないようにレベルを出して施工することが大切です。

 

 

 

➁砕石が均等にまかれたら防湿シートをはっていきます。

 

下が砕石のためシートは破れやすくなり、敗れた際は防水テープで補修します。

 

 

 

③鉄筋を組んでいく際に開口部や角は補強が必要になります。

 

その時に補強の鉄筋が入り2本、3本と鉄筋が重なってきます。

 

2本以上重なってくるとコンクリートと鉄筋の定着が悪くなるので

 

3本目は曲げてコンクリートと一体になりやすくする必要があります。

 

 

 

④基礎下の土と鉄筋までの間(かぶり厚さ)を6cm確保します。

 

 

 

 

⑤基礎下地の砕石が不均等になっていればかぶり厚さ6cm確保しても鉄筋から上の

 

かぶり厚さが取れないので基礎下に来る砕石をできるだけレベルにする必要があります。

 

 

 

 

➅型枠と鉄筋もクラック防止も含め自社基準でかぶり厚さ6cm

 

を確保するので基礎幅は15cmになります。

 

 

⑦基礎と土台を緊結するアンカーボルトも立上りのコンクリートを打つ際に

 

入れるのではなくコンクリートを打つ前に鉄筋とアンカーボルトをセットしておきます。

 

 

 

⑧排水などの配管も事前に鉄筋と結んでおく

 

 

 

⑨スラブのコンクリートは2回抑える。

 

1回だとスラブ表面にクラックが発生しやすいため

 

 

 

⑩寒い時期にコンクリートを打つ場合はシート養生を行うので

 

鉄筋でシートが破れる恐れがあります。そのため鉄筋にも養生を行い

 

シートの破れた部分から外気が入らないよう

 

基礎が凍らないように養生を行う

 

 

 

また機会があれば注意点を追加していきたいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。