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mori no studioで開催のイベント情報や
家づくりのアイデアや暮らしのヒントをお届けいたします。

2020/02/19|BLOG

お施主様との思い出~プラン編~

 

こんにちは(^^)

甲賀市 信楽で新築・注文住宅をしています。

家づくり専門店 森工務店 森昌智です。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 

前回のヒアリングの後、2週間空いてプラン提出のため

お施主様が来店くださいました。

今回はプランについてどんな思いを持って行っているかというお話になります。

森工務店では3つの設計ルールに基づき設計しています。

 

 

【ルール1】

機械設備に頼らず、その地域にある太陽光、熱、そして風といった

「自然のエネルギー」をそのまま利用し、快適な暮らしを実現し、

地域・立地・住まい手という3つの要素を基に設計していきます。

家の建つ向きや窓の大きさ、断熱、気密にこだわります。

 

 

【ルール2】

家は安心、安全が当たり前で、それを造る私たちは住まい手の「生活を守る」

使命があります。

確認申請に通るだけの家ではない分、計算されていない大開口や

変形した家など構造を軽視した家は造りません。

また防災マップなどの確認を行い、想定外にならない家づくりにこだわります。

 

 

【ルール3】

施工精度によっては家の安全性や快適性、仕上がりなどは大きく変わります。

見た目ばかりを重視せず耐久性を考慮しながら今まで培った

技術やチーム力で家づくりを行う。

 

 

という3つのルールがあります。

 

 

まずは安心安全な暮らしを守るためには、耐震性や耐久性が必要です。

家のバランスを考えながら上下階の壁の位置ができるだけ揃うように

配置していきます。

 

2階に壁があって1階に壁がなければ構造的には問題が起こりやすくなります。

直下率という2階の壁の下に1階の壁がある割合を60%以上に

なるよう配置することが重要です。

 

多くの場合は1階の面積が大きく、2階が小さくなりますので

別々に各階を考えず、1階の大きさをそのまま2階に上げて、

1階に配置する部屋の面積が足らない時には

足していくような考え方になります。

 

 

 

 

そして快適に生活ができて冬場でも薄着で健康的に暮らせるよう

LDKは南と東に面するように配置し

冬場の太陽の光を十分とれるよう

できる限り建物が東西に長く、真南に建物がくるように配置していきます。

 

 

 

 

窓1つで電気ストーブ1台分の熱量がありますので

南側には十分な開口を設け、北側、西側は

できるだけ小さな窓を配置します。

 

 

 

 

また、それぞれの地域には気候風土があります。

 

気象庁が出されているその地域に吹く風の向きを考慮しながら、

どの位置の窓から風を取り込み、どの位置の窓から出していく

のかを考えながら計画します。

 

 

 

 

そして冬暖かく夏涼しい家にするためには窓の大きさが重要なので、

床面積に対しての窓の面積を計算し、

それぞれの部屋の窓の大きさを決めていきます。

 

 

 

 

そしてその後、収納プランをつくりプラン提出という流れになります。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございます。